2009年7月20日月曜日

STEP3+

STEP3は、いわゆる土台

これに気づくと、無限に終わらなく感じていた英英辞典引きも、終わりが見えてくる。そして、ステップ3が終われば全ての英語が分かるはず、という考えは高すぎるハードルだったことも。実際このステップの目標はもう少し低いところにある。

例えば、あなたが英語で書かれた本を読むとする。その中のある単語が分からない、気になって英英辞典を引く(国語辞典を引くように)。それを読んで「あぁ、そうか」と納得する。この状態がSTEP3の達成地点だ。

そうすると、英英辞典の説明文は確実に分からないといけない。それで、「説明文中の単語を調べ倒せ!」ということになるわけだ。要は、英英辞典を使えるレベルに到達すれば、STEP3は卒業だと分かる。

「STEP3+」
それから以降は、実践レベルに上がっていく。TOEICの点数を取りたいなら、+TOEIC単語を調べればよい。(過去問に使われている知らない単語、もしくは、単語集で使われている知らない単語を、ひき潰せば良い。)会話力を強化したいなら、日常単語を知ればよい。(STEP4のDVDから、新しい単語をひき潰すのが効果的か。)大学入試なら、大学入試で出る単語を英英辞典でひき潰せばよい。

英語を英語で理解する方法は、必死に日本語訳で単語を覚えていたあの頃よりも、確実に効果的な覚え方ができるようになる。繋がりが深まるからだ。例えばreasonableとfairには近い意味合いが見られる。知らない英単語も、知っている英単語と結び付ければ、すぐに覚えられる。頭で映像化する等、覚えるために必死の努力をしなくても、「英単語同士の繋がり」※という方法で、比較的簡単に記憶に残り、単語力がついていくことを少し考えれば、これが非常に有効だと分かる。

※reasonableの説明文にはfairが、fairの説明文にはreasonableが使われている。もちろん、reasonable=fairではないが、近しい関係にあることは明白。

さて、ステップ3で、英英辞典はほぼ確実に理解できるレベルになる(そうならないといけない)、それ以降は、+αの何か(TOEICの単語など)を調べていくだけで、確実に、自分の目標 とする英語力は上がっていく。だから、そういう意味でもこのSTEP3を適当に終えてはいけない。土台のぐらつく家は、いずれ倒れる。難しい英単語を知っていても、基礎的単語が理解できないようでは、いずれ限界を感じる。


最後に、付け加えると、STEP1は「無意識のうちに日本語訳するのを矯正し、ネイティブスピードで聞き取れる」、STEP2では、「ネイティブの発音、スピードで書き取ることだでき、復唱できる」ことが目標だ。

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