2007年5月16日水曜日

ステップ3音読への道標-長期記憶

長らくストップしてしまったわけですが、特別スランプに陥っていたわけでもありません。というのは、ストップしている間もステップ3の音読について考察して、思いをめぐらせていたからです。

その結果たどりついたのは、結論から言うと、ただ単に20回、読めばいいわけではないけど、20回程度は読む必要があるということです。

詳しく説明したいと思います。

まず、このステップ3の音読についてボクが考えはじめたのは、ステップ2で見られた口からあふれ出す英語(つまりなんか自然に覚えてしまって歩いているときとかに、ふと英語が出てくる現象)がステップ3ではまったくといっていい程見られなかったなんです。

それはなぜか?という疑問から、はじめに1ページあたり5回音読だったものを20回音読に変えました。英絶2では、教科書の音読がテスト勉強になるとされていますが、そこでは20回読むように勧められています。そこからヒントを得た形です。

しかしながら、いくら20回読んでも一向にあふれ出す気配はなかったわけです。

幾分失敗か?と不安になってきました。

そこで、いくらか覚えてみること(長期記憶法)にしました。もちろん覚える(短期記憶法)というのは英絶ではまったく勧められていません。覚える(短期記憶法)という動作と身につけるという動作は相反するというのが英絶の考え方だからです。

単純にいって、長期記憶法は、①20回程度音読する→そのあとで②記憶しているか確認しながら読む、ことによってできます。

ここではじめから記憶しようとすると難しく感じたり、何度も復習したりしなくてはならず、短期記憶に陥ってしまいます。テストが目標でない限り短期記憶は全くの無駄にしかなりません。

20回程度音読というのは、ひとつのメアスになると思います。とりあえず20回読んでから、記憶しようと試みると、自分でも驚くほどすらすらと頭の中に入っていきます。面白いように覚えられるので次々に進めることができます。確認のために最初の一単語だけをメモしておいて、途中で復習してみると、長期記憶のすごさに気づきます。

20回程度音読によりある程度シナプスがつながっている状態で、覚えようと試みると完璧につながり、強いシナプスが形成されるようなイメージです。

せっかくなので、空いた時間とかに覚えているかどうか試してみたりしていますが、簡単に覚えられるというのはなかなか楽しいものです。記憶=大変ではない記憶法ということになります。

ここからは自分の中でも確証をえたわけではありませんが、このように記憶している中から考える英語は、文章を音読する時に考える英語とは全然違うイメージがあります。本当に自分が誰かに語りかけているように感じるだけでなく、文章の意味や区切りについてよりはっきり理解しているように感じます。つまり英絶でいう生きた文法(学校で学ぶ文法ではない)が分かるような感じです。

この点ではボク自身がこれを始めたばかりなので、不安定な論議ですが、そんな気がするということで…

まぁ、ステップ3で行き詰った方がおられましたら、参考にしていただければうれしいです。コメント等で交流、質問、などなど大歓迎です。

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