※追記;
この文章は、核心を付いている部分もありますが、現時点で振り返ると、どうもおかしいと思える部分もあります。特に「ステップ2はステップ3の準備だった」という事実は、今振り返っても正しいと思いますが、「ステップ3で全て完璧になる、英語が理解できる」ということはないと思います。今後ステップ3を終え、ステップ4以降実践に移り次第、訂正UPし直したいと思いますので、今しばらくは、読み飛ばしていただいても結構です。
注意書き;
これを書いた時点でボクは語法と文法の違いを認識していませんでした。
語法とは単語と単語のつながりですが、たとえれば、to describe とかだそうです。ようは接続詞の使い方とでもいえるのでしょうか。実際よく分かりませんが文法とは別個に考えた方がよさそうです。
ただしこの語法を認識していない(語法がわからない段階)でステップ2を卒業しステップ3にいくのはやはり間違いでしょう。というのもステップ3で語法を刷り込ませる作業をしなければならず(全体の意味を理解するためには)そのため語法と文法の二つの作業を一度にこなすという荒業をすることになります。やはりしっかりステップ2をするというこの文章の意見そのものに変わりはありません。
しかしながら、明らかにこの文章は語法と文法を混合しており分かっておられる方々には、ふしぎな文章に見えるでしょう。その点に注意してご覧ください。
ステップ1=聞ける(英語のまま、発音に慣れる)
ステップ2=語法が分かる
ステップ3=話したくなる
ステップ4=読んで分かる
以上英絶ではこのようにされています。つまりこれが目標です。
たとえば、かけなくても読めなくても英語を話せる人がいます。そのレベルまで上がったあと、文字に移りましょうということでしょう。
考え違いは禁物です。ステップ2の卒業基準はステップ1で用いた全ての文章が口になじんだら(舌についたら)終了というものです。これは、単に文章になれた以上のことが関係しています。つまり文章が染み付き、聞いた英文の流れ(文法ともいえるかもしれないが、語法、つまりつながりという意味で流れとする)などが耳で分かるということなのです。ボクはこの段階を忠実にクリアしてはいません。
ステップ1はほぼ基準に達してるでしょう。というのも以前の聞き方ではすぐに疲れていたのに現在は疲れることなく聞けるからです。単語を追いかけるのではなく、文章をそのまま捕らえる訓練をつんだと思っています。100回近く聞いたKさんと同じように私も70~80回集中して聞いたおかげでその段階を達成したのです。(もちろん完璧に達成しているわけではないでしょうが)
よく考えれば、不思議なものです。ステップ2のクリアにより舌に英語(語法)が染み付くはずです。それはつまり英文が染み付くわけで、文法とかそういったものは関係なく吸収したことになります。おそらくこの段階で幾分頭には英語の文法的なものが刷り込まれているのではないでしょうか。英語のパターンやつながりがすんなり染み付くステップであることもまた事実です。文章を書けず読めない人でも十分に話せる事実がある以上、このステップは大切であることが明らかなのです。
ステップ3はそれをクリアした段階で、文章と音を完全に結びつける段階なのでしょう。しかも通読(音読)を進めていくことで音を入れていきます。うまく説明できませんが(分かりませんので)説明型の英語や基本的英語の流れに接することで話す前段階をクリアさせることが目的でしょう。ようは文法の理解が深まるものであって決して英語の理解をする段階ではないと思うのです。
さて、ステップ3で意外と間延びした原因は以下のとおりであると考えます。
・ステップ2を十分にクリアしなかった。
・それにより英語が染み付いていない
・英語の語法が頭にないためステップ3で見る流れ(語法)が分け分からない。
・もちろん英語を口にできるレベルでもない
正直考えるとステップ2はかなり重要だったかもしれません。ステップ2の内容を軽視しており、それはステップ3でも達成できるという考え方があったのです。つまり英語の語順、流れ、文法を頭に入れるという部分を文字を使ってする(ステップ3)か音を使ってする(ステップ2)かという選択です。これまでは2:8ぐらいの割合で音:文字になっていました。しかしながら、9:1の割合で理解(語法を染み付かせる)するなら、ステップ3に移行したときにすんなり取り組めるでしょう。なぜならステップ3において重要な段階をほとんどクリアしているからです。それは英語の語順、流れが分かっているので、それを文字と結びつけていくだけでいいのですから。
ぼくはこれまでステップ2を軽視したため、英語の語順を理解しながら文字とも結び付けていくという荒業に挑戦していたと考えていいでしょう。二頭追う物は一頭も得ずです。
一年間が無駄だったのでしょうか。確かに無駄だったのかもしれません。しかしこの事実は今ようやく理解したのです。そう、ステップ2をクリアするということはそれだけ重要であり、これを超えてステップ3に移行しても実際には大きく変化することはないのです。
ステップ2のクリアとは何か。ここでも短期は禁物です。なぜなら英語の文法を頭で捉えられる大きなステップであるからです。しかもステップ4よりも楽です。そのように考えれば、ただ単にこなすだけではなく、英語の語順を理解(頭に染み付かせたい)したいと思います。
ステップ4は映像と音がついに結びつきます。しかしここでも聞いたとおりに書き、聞いたとおりに話せるようにします。目が入る分、妨害も多くすんなり聞くことは難しいでしょう。ステップ2ではステップ4と同じようなことをしながらそれよりも楽な方法で達成できるのです。しかもこれがクリアできないと次の段階でやはり足かせとなるでしょう。
ステップ1をクリアしていたのは本当によかったです。振り出しに戻ったわけではないのです。しかも能力は幾分ついたでしょう。ステップ2を楽しんでみたいと思います。それが近道のような気がするのです。
ところで、英絶をするにあたり疑問だったことがあります。これは今まで悩んでいましたが本当に大切だと気づくまではほったらかしにしたわけです。
それは、やり方と目標の違いです。
説明します。目標は一番上に書いたとおりです。これをやり方と見比べてみます。特にステップ3までで使えるようになり、ステップ4を実践することで会話の幅が広がることを考え田植えで、とりあえずステップ3までの比較をします。
<<やりかた>> <<達成時>>
完全に聞き取る
<<ス1>> 聞き方を理解する →耳が開く
おそらく100回近く聞く
<<ス2>> 完全に書き取る →語法が分かるようになる
忠実に再現できる
語彙や表現方法に精通する
<<ス3>> 辞書をいたちごっこのように引く →言葉をしゃべりたくなる
これも完全に再現できる
この各やり方を達成しても達成時をクリアしてないと全然駄目です。しかも間違いやすいのはこの点、つまり"やり方"は案外クリアしやすいということです。特にボクが間違ったのはステップ2の完全に書き取る、忠実に再現ですが、これにより語法が分からないといけないんです。そこまでやりこまないとステップ2の意味がありません。完全に書き取り忠実に再現できたとしても語法が分からなければもう一枚挑戦するのもひとつでしょう。
ただ分からなかったのは、「語法がわかるようになる」というステップ2の達成時とステップ3の「語彙や表現に精通」というやり方がかぶっている点です。語法=語の用法などの内在的法則だそうです。ようはつながりですよね。つながりの法則とでもいえますか。それは語彙や表現に精通することではないのですか?
いやそうではないのです。この点が大きく違っていました。
語彙はあくまでボキャブラリー、単語力です。そして表現にいたってはもう文法とか関係しません。「そういう使い方をしていますので慣れてください」みたいなものです。
つまり、長くなりましたがいいたいのは、”ステップ2で英語が大方理解できるということ”で、決してステップ3で英語が理解できるわけではないということです。ステップ3の達成は話したくなることです。それには単語力や表現力が必要です。それで基本の表現、単語が使ってある英語の本、英英辞典を読み書きするというわけです。
ステップ2の理解(文法的理解)がいたっていない段階でいくら単語力や表現力に慣れようとしてもできないのは明白です。なぜなら英英辞典を使うからです。英英辞典は当然英語で説明してます。分からないものをいくら読み書きしたといって、何にもならないのはお分かりいただけるでしょう。確かにステップ2での文法理解は音としての理解ですから、文字を追っても分からないのは仕方ありません。だからこそステップ3では大きな声で音読するのです。これにより文字ではなく音で理解できます。英語で理解できれば単語力、表現力は飛躍的に伸びます。そりゃそうですよね。
"そのついでに"言わせていただければ、ステップ4で達成できるのは「辞書なしで本が読める」です。不思議に思いませんか?ステップ4ではDVDでドラマや映画を見て書いて読んでまねするのです。なぜここで「辞書なしで本が読める」なのでしょうか?ステップ3でひたすら英英辞典をつかうのですからその段階で「辞書なしで本が読める」だと思いませんか?実はここがまた勘違いしているところなんです。
そうなんです、ステップ3はあくまで「話したくなる」です。つまり語彙や表現を学ぶ段階に過ぎないのです。下地はステップ2までで出来上がります。ステップ3では語彙、表現を貯蔵庫に溜め込む段階です。そしてステップ4で一気に爆発させます。ステップ4で会話表現を学べるはずですが、大きなポイントはそこにあらずです。ステップ4では総合的に英語に触れ、それにより総合的英語力を底上げすることにあります。おそらく、会話力(多くの人が考える特殊な使い方、特殊な表現、広がりのある会話力をさす。基本的表現、基本的会話力は実はステップ3で達成させている)は底上げされた英語力のおまけみたいなものでしょう。
いままで多くの人が勘違いしたと思います。それは英絶でステップ3にて"生きた文法"を学ぶとしているからです。生きた文法という表現はふさわしくなかったと思います。生きた文法=英文法と勘違いするからです。ステップ2でつながりや英語を理解する能力を培っていない段階でも、"やり方"を大方達成しているからステップ3に進めると思い込む可能性が大いにあります。多くの人がステップ3でつまづいたのはここにあるのではないでしょうか。実はステップ3に入ってはならない段階で進んでしまったのではないでしょうか。
実際のところK嬢はステップ1で200点アップ、ステップ2ではレベルB(明らかにされていないが860~730点のいくらか)までいたったとされています。これをK嬢が豊富な英語力(勉強の結果)を持ち合わせていたからであって、ステップ2まででレベルBは無理だと考えてしまっていました。
しかし、本当にそうでしょうか、いやむしろその段階まで成長することが大切なのではないでしょうか?TOEICは実は簡単だとされています。英絶のなかではTOEICはひとつの階段に過ぎないのです。それが取れないレベルでいくら語彙、表現をつけようとステップ3に移行したからといって何が得られるでしょうか。さらにいえば、ステップ2をクリアすれば、TOEICでBレベルまでは取れるということです。そのレベルまで達成した段階でステップ3に進みましょう。
さて今日からステップ2をもう一度挑戦します。それにより語法が分かるレベルにまで成長してきます。ステップ2は困難であることが今の段階でも分かります。ただボクを含め多くの人が勘違いして軽視してきたステップ2に再挑戦するというのは実際楽しみです。英英辞典から少し離れることもまぁ考えれば、楽しいかもしれません。それではまたの機会に
3 件のコメント:
こんにちは。9月頃書き込みさせていただきました。みくです。
あれからTOEICで目標点を達成したので
英絶方式の勉強に移りました。
今は洋画に取り組んでいます。
小学生用の英絶の本を参考に取り組んでいます。大好きな映画を選んで聞き取りと書き取りをし、英英辞典を引きまくっているので、結構楽しくやれています。
家では洋画をやって、通勤中はステップ1の聞き取りをやっています。聞いて分かる英語、読んで分かる英語から話せる英語を目指しています。こちらのブログを参考にさせていただいています。
よろしくお願いします。
みくさん、書き込みありがとうございます。参考にしていただいてうれしく思います。
実はボクも小学生用英絶を参考にしています、おそらく最近でた本ですよね?
映画をみて、えーと書き取りもするんでしたでしょうか?どちらにしても、いっぱい英語になじむことには変わりはありませんね。
あまり書かないブログですが(もともとモチベーションUPのためにはじめたのですが)これからもよろしくお願いします。
特にこうしたらどうか?とかご意見等なんでもお願いしますね^^
匿名さんはボクです、なんか間違っちゃいました^^
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