2007年7月3日火曜日

赤ちゃんのように学ぶ・・・

赤ちゃんのように学ぶという英絶の表現に、なにかと攻撃が浴びせられてきました。

私たちは赤ちゃんのように白紙の状態ではないから、その学び方は無理である・・・とか、一見正論のように感じる理由も多数あり、英絶を学ぼうとする人や、英絶を実践している人にとって害になる情報となっています。

よっぽどボクは著者のチョン・チャンヨンさんが「赤ちゃんのように学ぶ」という表現を使わなかったら・・・とさえ思っています。

さて、「赤ちゃんのように」という言葉にとらわれず、その背後にある考え方に注目してください。

赤ちゃんのようという言葉ははっきりいって比喩表現です。言葉をそのまま捉えるのではなく、その背後について考えるとよくわかります。

赤ちゃんのようにという表現の背後には、英語を英語で捉えること、つまり日本語をかいして英語を理解することをやめようという考え方があるのです。

中学・高校・大学とボクらは日本語をかいして英語を訳し理解してきました。著者はまさにその学び方に疑問を投げかけて英語を英語で理解することの価値を伝えています。

この考え方は、英語は絶対勉強するな!1、2巻の随所に出てきます。

英語を英語で理解するという学び方は実は一般的です。現在の日本での英語関連の教材のどれくらいが学校教育と似ているでしょうか?日本語訳を多用しながら学ぶ教材はどれほどあるでしょうか。

実際、今受け入れられている学習方法の半数程度は英語を英語で理解することを推奨、または歓迎しているのではないでしょうか。

つまり、赤ちゃんのようにという言葉尻をとらえ英絶の方法が間違っているという説明には、なんら根拠がありません。それはつまり、例え話に対して、細部があってませんよ、と言うようなものです。

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