ステップ3をやっている人にとっての疑問を幾つか解消しておきます。
①何百ページやっても、一向に成長しない?
②日本語で考えるな?
③音読(通読)回数
④分からない単語について
⑤書かないとだめか?(書き方)
⑥使用する英英辞典
①何百ページやっても、一向に成長しない?
成長しなかったので、一旦やめます、というような記事をnetでみかけますが、確実に成長します。ただし、成長していないように思えることはあります。理由は、説明文の中の分からない単語のせいで、結局意味もあいまいのまま(もしくはさっぱりのまま)、進まざるを得ないという初期段階だからです。
このステップ3の初期段階では、何ページ進んでも理解が追いつかず、面白くない時間が流れるかもしれません。しかし、ここであきらめてはだめです。少しでもモチベーションを保てる方法を考えて、説明文の中の不明な単語を調べ尽くすことが必要です。例えばやった時間を記録することや、通算でどれくらい単語数を増やせたかを思い返すなど、続けていただきたい。100単語程度進めば、初期段階も変化してきます。
成長しなかった、という考えは、英絶の言葉に捉われてしまって本質を見抜けなかったせいです。日本語で考えるなという英絶の言葉を、何も考えるなとしてしまっては次に進めません。
②日本語で考えるな?
決して何も考えるなというわけではありません。それでもつい日本語訳をしてしまう癖がまだある場合、音読に集中しましょう。意味を理解したいがための日本語訳癖は英絶では禁止されています。実際、意味理解は後で必ず追いついてきます。安心して音読しましょう。
音読のときは、何も考えずただ音読するだけでは成長を促せません。文章同士の繋がり方、よく出てくる単語、よくでてくる文章(決まり文句的な、例えばIf you () someone or something,・・・等)に注意を払いつつ、「また出てきたな」とか「似たような文章があったな」など、日本語訳さえしなければ、他の点で頭をフル回転させてOKです。
③音読回数
20回音読。これを初期段階では徹底していました。1時間書いた分の1時間音読が基本ですが、大体15~20回ぐらいが、それにあたると考えたわけです。しかし、これは成長に伴い変化していくものです。特に、英語の文章になれてくれば、おのずと少なくなるはずです。また回数をこなせばいいという問題でもないのです。
スラスラと間違わずネイティブスピードで読めたと感じれば終了、という方法でいいかと思います。
④分からない単語について
新しい単語よりも、基本的単語を優先させた方が近道です。
⑤書かないとだめか?(書き方)
書かないとだめです。書かないほうが進みが速いように感じますが、ただ読んで理解できるレベルでない場合(ステップ3卒業レベル)、何も得ないか、もしくは日本語訳に走ってしまう傾向に陥るかのどちらかです。結局、「意味・理解がついてこない時に、音読したからいいか」と逃げ道を残しておくのがステップ3のこなし方なのです。
書き方についていえば、ただ闇雲につめて書くよりも、文章と文章の繋がりや単語と単語のつながり、また説明の変化により間をあけたり、意識的に取り組むのが正解です。音読時に効果的ですし、書き写す時も文章同士の関係を意識できます。まずまず重要な点です。
⑥使用する英英辞典
コリンズコウビルド英英辞典が推奨。中級辞典で十分。
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