2010年10月21日木曜日

コメントに

memeさんからのコメントへ こちらも長文、ごめんなさい。

もちろんmemeさんに返信することが望ましいのですが、ブログという形での発信ですし、コメントに対してどう思っているか?=応援なんですけど、御了承下さいませ。


まずはじめに、
STEP4までぐいぐいと進んで勢い良く英絶をこなしてきたmemeさんの努力と根気強さにはただただ感心するばかりです。本当に素晴らしい。

そして、
STEP4までくると、何が自分に足りないのか?この辺が分かってくるという事実も知っておりましたので、特段「えー???」とは思いませんでした。むしろ「モヤモヤが分かってよかったですね、ガンバって!」というのが本音です。英絶真っ最中の方からすると(私も一概ではないですが)他の教材や他のやり方にいくことが絶対不可みたいなところがあるかもしれませんが、私個人の意見は少し違います。

英絶はもちろん素晴らしい、かつ画期的学習方法です。かといって他のやり方が全て間違っているかというとそうではないです。英絶VS他の教材ではなく、あくまで英絶VS日本語訳なのですから。




自分に何が足りないか、分かる・・・について少々。
英絶・・・恐らく2に書いてあったはずですが、「STEP3を終えた辺りで、自分が何をすればよいか分かる」というような内容に覚えがあるでしょうか?以前にも投稿しましたが、STEP1でリスニング力、STEP2で発音、STEP3で基礎単語力を鍛えた辺りで話したくなるから、STEP4を使う。これが英絶の簡略ガイドラインです。そうするとSTEP4に入ったころから、どんどん話せて当然なのです。耳・口・脳を基礎的にでも鍛えているからです。

それでも何か話せない!→あーなんか足りないんだ、自分には。となります。耳・口・脳のうちどれが足りないか、一通りやった人ならすぐに分かるのです。STEP1が足りなかったと、memeさんがいったように、どこでもっと時間をかけたらいいか?これが分かるのは自然なことですが、ここがキーポイントでもあるんです。


英絶のやり方以外が悪!が変化する
各STEPの目的が分かるようになると、重点的に鍛えたいと思える部分がでてくるというのは前の部分で書きました。実際に私も発音(STEP2)で家族にダメ出しをくらいまして、女優工藤さんの発音講座とかなんとかを一時期じっくりやりこみました。もちろん日本語訳はせずに発音強化だけをやらしていただいたのですが。


「単語を日本語訳で思い出した、実はイメージしないといけなかった」について
memeさんがどこでつまずいていたのか、しっかり理解できなかったことは力不足を感じます。イッチョ前にアドバイスするなんて、本当におこがましいのだと改めて反省します。

英絶を始めた頃、何が日本語訳で、何が英語なのか。本当に悩みました。例えばSTEP1で聴いているうちにふと浮かんだ理解は、日本語訳してしまって考えたものなのか?それともこれが英語で聴いたものなのか?皆さんは違いが分かりますか。

最初はふと浮かぶものも日本語訳の可能性があるため、すべてを排除する形で、何も考えず無心に英語の発音を聴くことにしました。意味を理解したいというような思いが日本語訳につながるので、これもまた正解かと思いますが、ずっとこの聴き方が正しいわけではなかったように思います。

特にSTEP3に入れば、もっと悩みました。文字を追って発音する、意味も分かりだすわけです。無心に発音を聞くというのも、ちょっと当てはまりません。以前にも投稿しましたが、日本語訳からイメージするのと、イメージから日本語が浮かぶのを区別する必要があります。長年(年数分)日本語で過ごしてきたのですから、頭のシナプスが理解と日本語をすぐに結びつけるのは仕方のないことです。

ですから、英語で理解したら後にすぐに日本語が浮かぶのも致し方ないし、これはこれで結構なのです。ただ、単語を日本語訳してイメージするのは反則ですよね。逆にイメージから日本語が出てきてもこれはセーフかと思います。英語をやるにあたり、日本語全て排除というのは著者も求めていないと思います。日本語排除というより日本語訳排除ですね。

日本語訳と日本語の違い、私も学者ではないので説明力に欠けてしまって申し訳ありません。要は、英語で理解したいと思うにあたって、①日本語訳での理解、②日本語での理解、③イメージできた理解、④英語で理解があったとすると、①~④に明確な垣根はないということです。かなりあいまいな線が引かれているだけです。日本語を排除しようとすると、③あたりも排除しないといけないのか、②が自然にでてきたけど脱線したか等考えてしまいます。とにかく①はダメだということです。②から以降は、時と場合によってはあり!

注意:STEP1とかSTEP2の人は、イメージなんかしなくてただ単に発音を聞き分けることに努力を傾けるやり方でいいと思います。逆にここで勉強法リスニング(和訳リスニング)を脱却しないと、いつまでたっても英語で聞くのは無理かと。無心に単語の発音に注目してください。


例えばですね、this is a pen.中学生でならう(今時は小学生でもするのか)基本文ですが、このレベルの文になれば誰でも、イメージ出来ると思います。thisが・・・で、isが・・・でと考えなくてもぱっと浮かびますよね。それでは、「ペンです」と、すぐに日本語が出てくるのはアウトですか?

そこら辺は垣根が本当に低いんです。英語⇔理解⇔日本語
英語で聴いて、イメージして理解する、調子にのると、理解したいあまり和訳しはじめるので注意が必要です。各自が明確なガイドラインをもってやんないと難しいところです。

ただ、this is a pen.のように一発でイメージできるような英文がすべてであればいいと思いませんか?自然にイメージできる英語を増やしていけばいいだけです。どんどん読んでどんどん書いて、どんどん聴く。何度も出くわす英語はどんどん簡単にイメージできるようになります。


最後に
ここまで読んでいただき、本当に感謝します。
memeさんも他の英絶者もみんな、がんばろ。
またコメント頂ける時を楽しみにしております。それでは

2 件のコメント:

meme さんのコメント...

励ましありがとうございます。そして、本当にアドバイスいただいたこと感謝しています。そしてそのアドバイスがたとえ少し違ったとしてもそこは同じ英絶を勉強する仲間であり、講師や先生ではないのですから、やむを無いと思います。間違えのないアドバイスができれば私が学んでいる先生のように仕事にできます(笑)。気にしないでくださいね。そして私のような人が今後現れたら勇気を持ってアドバイスしてあげてください。

Eizeさんのコメントを読んで、以下が私の感想です。
>>「単語を日本語訳で思い出した、実はイメージしないといけなかった」について
本当にここは私の勉強になりました。
今やっていますが、私は独学期間が長かったために単語を日本語訳の意味に当てはめるのが結構速いようで、自分でも日本語訳の単語を思い浮かべているという認識がありませんでした。自分が和訳リスニングをしていないかどうかが判断できない状態です。

>>単語を日本語訳してイメージするのは反則だ
私もそう思っていたのですが、実際はやってしまっていた。。私自身が最も驚いています。ここに日本語訳漬けの日本の英語教育の恐ろしさがあるように思います。

そして今私が始めた方法によると、やはり最終的には日本語訳だけでなく日本語が完全に排除されなければ、頭で言葉を理解するスピードが落ち、第2母国語のように操ることができないのではないかという考えのようです(ここがEizeさんの解釈と少し相違があるかもしれません)。
【続きあり】

meme さんのコメント...

>>イメージから日本語が出てきてもこれはセーフかと思います。
今私がやっている段階はこのイメージから日本語が出てくることをなくす練習をしてます。
Eizeさんの「英語で理解したいと思うにあたって、①日本語訳での理解、②日本語での理解、③イメージできた理解、④英語で理解」だとすると、①~④に明確な垣根を設け、英語だけを使う頭にしていこうという目的のようです。
このイメージから日本語をはがすということが理想だけれども、どうやってやるかがわからない。。。これが私の一番の悩みであり、クリアすべき課題だったように思います。
そして独学でここにたどり着くことが不可能と考えた末の決断でした。

Eizeさんと今の私のやり方で少し解釈の違いがあったように感じたので、コメントさせていただきました。どちらにしても、お互いに「日本語訳から離れ、英語だけでの英語を理解する」という目的は同じだと思いますし、がんばりましょうね。

またコメントさせていただきます。